2021年 香駿で作ったファーストフラッシュができました。25g ¥540 送料別 数量限定です。
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この頃、国産紅茶の周辺がザワついています。
日本国内で栽培し、加工されて製品となった紅茶は、和紅茶とか、地紅茶、日本紅茶などとも呼ばれて、愛飲するファンが増えているといいます。永く、インドやスリランカ産に親しんできたのに、こうして国産紅茶に視界が開けてきたのは、生産方法もブレンドの技術も磨き上がり、国産の紅茶の品質が向上し、つまり日本国内でも、美味しい紅茶が作れるようになったからです。
紅茶も、緑茶と同じように茶の樹から、葉を摘み取って作られます。といっても、紅茶に適した品種は、緑茶とは異なり、友野園では紅茶専用に主に「香駿」を育てています。
紅茶の味わいについては、ダージリンとかウバ、アッサムが、と、いわれます。茶の樹がその土地独自の気候など、環境に影響を受けて生育する農産物である以上、友野園の茶畑からも特有の個性を持った茶葉が採れ、味が育まれています。
カップを口許に運ぶと、ふわっと、フローラルな香りが立ち昇り、一瞬、飲むのを忘れ、もう一度、香りだけを愉しむのもいいでしょう。透明感のある橙の水色も美しい。口にすすり入れれば、リズミカルで軽快な旨味に、はっとします。それが、「狭山紅茶」といってもいいほどの、友野園の「香駿」から得られる紅茶の愉しみと、豊かな味わいです。
とくにまた、21年度のファースト・フラッシュは、茶葉の生育も、発酵とブレンドも園主の狙い通りに進み、とてもよい紅茶に仕上がりました。どうぞ、お愉しみ下さい。