2024年 新茶の作柄は、今年も上々

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この時季の、友野園の朝……。

庭を歩く猫でさえ、いつもと違ってせわしなく、我が家では早くから走るように皆それぞれが作業をはじめ、圃場にも工場でも、活気と、茶葉の香りで満ちています。

先ほど、家族総出で摘み取ってきたばかりの若い生葉を集め、早速、今年の、最初の新茶を製造しました。

深蒸し煎茶を作ってみます。見立てとして、4月の雨がよいタイミングで降った結果として、茶樹たちの肥料の吸収が抜群によいだろう、とは思っており、その通りに育ってくれていたようです。粗揉(そじゅう)荒揉み段階において、機械内部の茶渋の付着が多く、そのことは葉の内部の養分の豊かさを物語っています。やはり出来は上々。

さらに、揉んでいる最中の茶葉に触れてみると、思った通り手のひらがベタベタと粘り、そこで今年のお茶の美味さが、手応えとしてはっきり伝わってきます。納得できる作柄の、よい新茶だと。

皆さまにお届けするために、再製火入れして仕上げたものも、期待通りの、友野園らしい味わいの、美味しいお茶となります。もちろん当園で作るお茶は、私どもで作った茶葉だけを用いて調整・ブレンドし、最良の味とうま味を探し当てて、抜かりなく製品にまで仕上げていきます。

さて、役割と責任としての、または、役得として、できたばかりの新茶をひと口、じっと口に含み、ゆっくりと飲み降ろしてみましょう。

すると、さっと吹く春風のような味が感じられるのに重なり、深い味わいと、当園独自の品格あるうま味や香りが拡がり合わさって、爽やかに抜けていきました。よし、美味いなぁ。この春も、また上出来の作となりました。

今年一番の、友野園の自慢の旬の味を、どうぞ皆さまご一家でご賞味下されば幸いです。

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