日本茶の図鑑に友野園が紹介されました。
活発で、滑稽じみた悪戯をするような子供たちを、お茶目な子、といったりします。
人を茶かす気質は、茶目っ気ともいわれ、それは「茶気」にも通じています。茶気は、茶目っ気という意味のほかに、もちろん、お茶に親しんだり、その心得を現す言葉です。
わざわざ茶気と呼ばなくても、ほとんどの日本人なら、もっといえば洋の東西を分かたず、お茶を愉しんだり、日常的にお茶に親しむ人々は世界中にたくさんいます。
こうしていつも飲むお茶の、とくに日本茶の基本を、もう一度知るのにとてもよい書籍が出版されました。
この本には、日本各地で生産される日本茶のうち、産地ごとに特色ある120種ほどを、それぞれの茶葉と水色が写真で紹介され、味、香りなどのデータも付されています。
また、煎茶、玉露、抹茶、釜炒り茶、ほうじ茶など、各お茶の特徴や、上手な淹れ方も解説されていて、初心にかえって基本を知るのにも最適な案内書です。
もちろん狭山茶の項目には、友野園の製品「狭山50」や「五右衛門番茶」もデータや解説とともに、記事として掲載されています。
お茶の品種や製造工程、マナー、用語集など、日本茶を総合的に学び、愉しむための情報が満載の1冊です。
◎新版「日本茶の図鑑」
◎発行:マイナビ出版
◎監修:日本茶業中央会、日本茶インストラクター協会