新茶 新茶の手応え 友野園の茶畑全体が、淡く、萌えています。子規の句になぞらえていえば、まさに、どちらを見ても山笑う、という情景が心地よく拡がっていて、思わず深呼吸したくなるほどです。今年は幸い、4月の雨がタイミングよく降り、数回に分けて施した肥料がその都度の... 2022.04.28 新茶
新茶 茶壺のなかの味 ずいずいずっころばし、ごまみそずい……♪……と、はじまる、よく知られた童謡があります。そして続いて、ちゃつぼにおわれてとっぴんしゃん、ぬけたら、どんどこしょ、と歌われます。この歌詞の意味には、有力な説としては、江戸時代のお茶壺道中の際の、庶... 2022.04.26 新茶
未分類 気ままな天変に抜かりなく ……春の作業2 行きつ戻りつしながら、春はゆっくりと深まって来ます。暦のうえでは春とはいっても、放射冷却などの気象条件に影響され、茶畑にはまだ霜の降りる朝もあるのです。芽吹いたばかりの、柔らかく、繊細な茶の新芽を、「遅霜」から守ってやらなければなりません。... 2022.04.18 未分類
未分類 刈りナラシから施肥へ ……春の作業1 周辺の雑木林が春めいてくると、友野園がにわかに慌ただしくなります。狭山地域では、ちょうど春のお彼岸の頃、「刈りナラシ」と呼ばれる作業を行います。これは、機械適採する茶樹の表面を、新芽が伸びるために必要な葉層だけを残しつつ、前年の晩秋までに伸... 2022.04.07 未分類